私たちの病院では禁煙補助薬を使用した禁煙外来を
行っています。これはニコチン置換療法といいます。
禁煙しはじめた時に起こるさまざまな離脱症状は、
ニコチンづけになっている体から、
ニコチンが抜け出すときにおこります。
この時にタバコの代わりにニコチンを補充することにより
離脱症状を軽減し、禁煙の手助けをします。
現在喫煙によって多くの方が肺気腫、
慢性閉塞性肺疾患や肺癌と診断され治療を開始しています。
その数は年々増加し続けており問題視されつつあります。
また、喫煙は生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)に
よる動脈硬化症の進行を促進し、心筋梗塞、脳卒中の
リスクをさらに高めるのです。
【午前】 9時~11時
【午後】 16時~18時
※初めて禁煙治療を受診される方は、上記の時間内にて受付をしてください。
ND(ニコチン ディスペンス)とは、「ニコチン依存症」のことです。
個人の嗜好と考えられてきた喫煙は近年、国内外のさまざまな学会によって
「ニコチン依存症」という”病気として”位置づけられているようになりました。
病気は、治療しなければなりません。「よし、明日からタバコをやめる!」
これが計画どおりにできたら最高ですが、自力での禁煙はなかなか難しいものです。
気になる方は、まずNDチェックすることから始めましょう。